クリエイティブな仕事をしたいけど、自分が何に向いているのか、何をつくりたいのかが分からないの..。
一体私は何をしたいんだろう?
グラフィックやWEB、映像や写真、建築やインテリア、どれも好きと言えば好きだし..。
モノをつくったり、企画を考えたりするのは好きだけど、いざ一つに絞れと言われたら何にすればいいんだろう?
モノを作ることが好きと明確に分かっていても、何が一番好きか決めるとなると迷いますよね。
後で後悔しないためにも、せっかくなら自分に一番合っているものを選びたいものです。
この記事では、クリエイターに憧れるけども進路に迷っている人へ向けて、モノづくりを仕事にしたいけど、何をしたいか分からない人のための3つの基準をご紹介します!
・クリエイターとして自分の進み道のヒントが見つかる。
・各業種の働き方、重要視されるスキルが分かる。
何をしたいか分からないときの3つの基準とは?
何をしたいか分からないときの基準は下の3つになります。
①働き方で決める。
②スキルの向き・不向きで決める。
③とりあえずやってみて決める。
働き方で決める
何をしたいか迷っているときは、心の中の「好き」を掘り下げても、ますます迷走するだけです。
こんなときは、まず働き方に着目しましょう。
個人でプレイしたいか、チームプレイをしたいか。
基本的に仕事は一人ではできないのですが、ある程度一人で完結できる仕事と、チームを組まないと絶対出来ない仕事があります。
ある程度一人で完結できる仕事は以下の通りです。
■イラストレーター
■グラフィックデザイナー
■WEBデザイナー
■フォトグラファー
■サウンドクリエイター
■プログラマー
■ライター
■小説家
etc.
これらの仕事もプロジェクトチームを組んで動く際は、チームとして動かなければなりませんが、その他はある程度一人でも完結できます。
一人で完結できる仕事の特徴としましては、PCやカメラなどの専用機材さえあれば、どこにいても仕事が出来るということです。
毎日通勤するのが嫌だったり、将来旅をしながら仕事がしたい方は、こういったのを基準に決めてみてはいかがでしょうか。
次にチームを組まないとできない仕事は以下の通りです。
■映像クリエイター
■映画監督
■編集者
■建築士
■空間デザイナー
■ファッションデザイナー
■CMプランナー
■ゲームプランナー
etc.
例えば、映画監督で言うと、カメラマン、照明、音声、役者の方など様々な人達と関わらなければなりません。
空間デザイナーで言うと、現場監督や素材ごとの商材メーカーの方々の力を借りて一つのモノを作りあげるのです。
ですので、基本的には会社に出社したり、現場を一緒に見に行ったり、時々チームとして複数で行動しなければなりません。
複数でモノを作り上げるからこその喜びもあれば、ストレスもあります。
仕事をするからには常に人と関わっていたい人や、学生時代にチームプレイの素晴らしさを経験されている方は、こういったのも基準にされてみてはいかがでしょうか!?
どちらにしてもコミュニケーション能力は必須
いくら人と関わる機会が少ないといっても、クライアントがいる限り、組織に属する限り、全く人と関わらずに生きていくことは不可能です。
個人で完結できる仕事に就こうが、チームで作り上げる仕事に就こうが、どちらにしても他者とのコミュニケーション能力は必須ですので、そこは逃げずに受け止めて下さい。
デザインスキルと同じようにコミュニケーションスキルも磨くことも忘れないでいただきたいです。
スキルの向き・不向きで決める
働き方である程度絞れたら、次は自分のスキルの向き・不向きで絞っていきましょう。
正直なところ、努力で克服できるスキルもあれば、どうしても克服できないスキルも存在します。
努力をしても克服できないスキルを必要とする仕事に就いてしまうと、仕事自体が苦痛になってきてしまうのでご注意下さい。
頭の中で3次元が創造できるかどうか
頭の中で3次元を創造しないといけない仕事は以下の通りです。
■ライター
■小説家
■映像クリエイター
■建築士
■空間デザイナー
■CMプランナー
■ゲームプランナー
etc.
頭の中で3次元を創造しなければならない職業とは、主に文章・映像・建築関係になります。
これらの職業でも細分化すると、3次元の創造力がなくても務まる業務はりますが、プランニングをしたいのであれば必須のスキルと言えるでしょう。
経験年数の長いベテラン社員でも、このスキルがない方もいます。
そうなると必ずプランニングの際は苦痛な表情を浮かべています。
3次元の創造がなかなか出来ないという方は、2次元の媒体のモノづくりを選ばれることをおススメします!!
一瞬で感動させたいか、時間をかけてストーリーで感動させたいか
クリエイティブな仕事の中には、一瞬で感動させる仕事と、長時間かけてストーリーで感動させる判断される仕事があります。
一瞬で感動させる仕事は以下の通りです。
■イラストレーター
■グラフィックデザイナー
■WEBデザイナー
■フォトグラファー
■建築士
■空間デザイナー
■ファッションデザイナー
etc.
主にデザイナー職がこれにあたります。
もちろん、建築やファッションデザインなどは、視覚的に確認した後に機能面の確認へと移るのですが、大半の勝負は最初の一瞬で決まると言えます。
次にストーリーで感動させる仕事は以下の通りです。
■ライター
■小説家
■映像クリエイター
■映画監督
■CMプランナー
■ゲームプランナー
etc.
ストーリーで感動させる仕事は主に文章・映像系となります。
映像関係の仕事にも、もちろん視覚的に感動させる要素は必要です。
そういった場合は、自分でされる方もいれば、視覚的な部分だけデザイナーに依頼しているケースもあります。
長時間ストーリーを練って感動させるというのは、最後のクライマックスだけでなく、そこへ持っていくための伏線、設定、セリフの一つ一つなどのプロセスもお客様に見せないといけないため、そこまできめ細かい配慮ができるかどうかが判断基準となります。
デザイン職も、もちろん細かいプロセスを踏むわけではあるのですが、その部分はお客様には見せず、最後のクライマックスを「結果」として見せている仕事になります。
ちなみに私は、ストーリーで感動させる仕事に憧れていたのですが、表現方法として、一瞬で感動させるモノづくりの方が合っていたので空間デザイナーと言う仕事を選びました!!
とりあえずやってみて決める
いくつか絞れてはきたけど、どうも決めかねている方は、個人的にでもアルバイトでもインターンでも初められるものから試しに始めてみるこをおススメします。
先ほどご紹介した一人で完結できる仕事なんかは、独学で家でも始められる仕事が多いです。
結局のところ、やってみないと分からない部分も大きいです。
やりながら、起動修正していけばいいのです。
建築士からWEBデザイナーになった方もいれば、フォトグラファーから映画監督になって有名になった方もいます。
その経緯を踏んできたからこそ、表現できることもあるのです。
是非、働き方・スキルの向き・不向きである程度絞った後は、行動に移してみて下さい!!
あまり綺麗な道にこだわらない方が、楽しめるかもしれません。