新卒採用で何社か内定はもらえたけど、希望していた会社には受からなかったわ..。
周りはみんな大手企業に受かって、完全に置いてけぼりくらった感じ。
この差はもう一生埋まらないのかしら?
希望していた会社に就職できなかった..。
独立して自分で会社をおこすタイプでもないし..。
いったいどうすれば、ここからライバル達と肩を並べることができるんだろう?
希望していた会社に受からなかったらとてもへこみますよね。
人生のレールが急に遮断されたような気持ちになります。
でも、それはもっと広い視野を持てという神様からの警告なのかもしれませんよ。
この記事では、新卒採用などの就職活動でうまくいかなかった20代のクリエイターへ方へ向けて、その後の転職で大逆転する方法をご紹介します。
・転職で成功する方法が分かる。
・サラリーマンとして比較的少ないストレスで働く方法が分かる。
20代が転職で大逆転する3つのステップとは?
20代が転職で大逆転する3つのステップをご紹介します。
①1社目で基本知識とPCスキルを磨く。
②少数精鋭の有名な事務所に転職する。
③業績の良い企業のインハウスデザイナーに転職する。
基本知識とPCスキルはやっぱり大切!!
1社目で希望していた会社に就職できなくても、まずは自分の「基礎」をつくる時間と捉えることが大切です。
3年ほどかけて、基礎知識とPCスキルを磨くことに集中しましょう。
次のステップの有名事務所もどんな人材を求めているのかというと、まずは自分の発想を具現化してくれる人を求めているのです。
グラフィックデザイナーであればイラストレーターやフォトショップ、建築関係であればその2つに加えてCADソフトをプロレベルで使えなければなりません。
1社目の職場でそこまでクオリティを求められていなくとも、プライベートで書籍を読みながら自分で案件を想定して、自在に扱えるようになっておきましょう。
ここで大事なのが、「ソフトのスキルを磨こう」と思って取り組むのではなく、「こういった作品をつくるには、どういったソフト、スキルが必要か」を考えて取り組む方が、楽しみながら早く上達します!!
ポートフォリオは資産
ある程度経験を積んだら、自分のポートフォリオ(作品集)を作成し、取りまとめていきましょう。
ポートフォリオは実際の仕事の案件と、自分で想定して取り組んだ架空の案件も入れて問題ないです。
通常の業務をしながら、自主的にも取り組んでいる人は少ないので面接官の評価は良くります!!
ポートフォリオはあなたの人生を切り開く大切な資産ですので、決して妥協しないで下さい。
少数精鋭の有名事務所のメリット・デメリット
クリエイティブな業界には、こじんまりとした数人、十数人だけの会社で、とてつもなく大きな案件や、雑誌に取り上げられている案件を数多くこなしている企業が結構あります。
そういった会社はスキルの高い選ばれし人間しか入れないのでは?
と思うかもしませんが、そういった会社はほんの一部だけで大半はそんなことはありません。
結構ウェルカムだったりもするのです。
なぜか?
主に下の3つの問題があげられます。
①ハードワーク過ぎて離職率が高い。
②給料が安くて離職率が高い。
③少人数のため、人間関係の逃げ道がなく離職率が高い。
このように離職率が高いので、こういった会社は常に即戦力を求めていたりします。
ただ、これだけを見るとそんな会社に入りたいとは思えませんよね…。
では、それと代償に得られるものをご紹介します。
①最先端の仕事のやり方が分かる。
②一人で企画・デザイン・プレゼンなどたくさんのことをしなけらばならないので、幅広いスキルが身につく。
大切なのは才能ではなく、仕事のやり方
実際に私も空間デザイナーとしてこのような会社に勤めていましたが、有名事務所だからといって「この人は才能がある」と感じた人はいませんでした。
では何が違うのか?
仕事のやり方が違ったのです。
デザインの導き出し方、プレゼン資料の作り方、プレゼン方法など全てが今までとは違いました。
今までより確実に効率的で、且つ内容も優れていたのです。
一人で全てやることで全体が見えてくる
少数の中で働くということは、それだけ自分にかかる負荷は重くなってきます。
これが大企業であれば、企画する人、デザインする人、プレゼンする人を分業して行うことも可能でしょう。
しかし、最初からこのように分業して範囲を狭めてしまうと、自分の限界や、出来ること出来ないこと、相手側にたって考えることに気づかぬまま年をとっていくことになります。
それは実にもったいないことです。
一通りを経験することで気づく効率的なやり方、マインドの保ち方、時間のない中で最高の仕事にするやり方が分かってきます!!
大変かもしれませんが、一度若いうちに3年ほどかけて挑戦されることをおススメします。
インハウスデザイナーとは?
少数精鋭の事務所で3年ほど勤めたあと、あなたどんな感情になると思いますか?
・スキルは自分でもびっくりするくらいあがったけど、ちょっと疲れたかも..。
・今の仕事と給与では家庭を持ったり、子育てしている自分が想像できない。
実は私はこのような感情になってしまったのです。
私と同じような感情になった方は、インハウスデザイナーになることをおススメします。
インハウスデザイナーとは、デザイン事務所のように外部から依頼された案件をこなすのではなく、自社ブランドのデザインをするデザイナーのことを言います。
・給与が一般的。
今まで培ってきたスキルを駆使して他者との差別化を図れば、さらに給与アップも十分に見込める。
・就業時間が一般的。
今まで培ってきたスキルを駆使すれば、そこまで時間に追われることもない。
・ある程度の規模の会社を選べば、従業員も多く人間関係に悩まされる可能性が低くなる。
このように、少数精鋭の事務所で働いていたときの問題はほぼ回避できるのです。
であれば、最初からインハウスデザイナーを目指していれば?
と思われるかもしれませんが、大切なのはスキルで圧倒して何事も優位に運ぶことなのです。
これが、ほどほどのスキルのあなたでしたら、周りとどんぐりの背比べをして給与でも就業時間でも人間関係でも、当たり前の悩みが絶えないことでしょう!!
・企業ブランドのデザインのみになるので、幅広いデザインはできなくなる。
・仕事からデザインを学ぶことはなくなる。
デメリットはまずデザイナーとして仕事から得られることが少なくなるということです。
指導してくれる方は社内にいるかもしれませんが、有名事務所で経験したアナタがその方から学ぶことは、会社特有の業務のフローのことくらいしかないかと思います。
ですので、デザイナーとしての刺激・挑戦は副業などのプライベートで求めることをおススメします。
私はこのメリット・デメリットを天秤にかけたとき、インハウスデザイナーという道を選んだ方が幸せに生きれそうだと思い、転職しました!!
こだわらないと幸せになれる
私がインハウスデザイナーの道を選んだとき、周りには今までのキャリアがもったいないと言われました。
学歴も特にない私ですが、有名事務所に数年務めただけで、そんな風に捉えられるんだなとびっくりしました。
だからこそ、そこに捉われすぎると後で後悔すると思い転職しました。
積み上げてきたスキルを武器に私は、同年代のライバル以上の収入を得ることができました。
ある程度スキルを持ったデザイナーは東京の最先端にこだわらず、地方のまだデザインが行き届いていない企業に貢献するのも一つの道かと思います!!
人生は背伸びし過ぎると、あとで疲れてくるのでご注意下さい。
あなたの幸せを心から祈っています。